えがお署名に参加しよう!

教育予算拡充のための署名活動は年2回

春「えがお署名」→文科省へ

秋「ゆきとどいた教育を求める署名」→国会・県議会へ

簡単に言うと、春は文科省に「予算増額を財務省に要求して!」という請願を、秋は国会と県議会に「教育のための予算を増やして!」という請願をしています。当然、署名の数は多ければ多いほどよいです。

請願権は、憲法16条に明記された国民の権利です。

教育予算増額反対!
学校にお金を使うな!

と思う方以外は、ご協力をお願いします。

教育予算増額に反対の方以外は、ぜひご協力を!

「全群教が大嫌い!」という人でも、「教育予算を増やすべき」という考えに賛同していただけるのであれば、ぜひ署名をお願いします。ほとんどの人が賛同できる内容の署名だと思います。

学校には教員不足や不登校への対応など、お金だけでは解決できない問題が山積しています。しかし同時に、給食無料化や老朽施設の修繕、返済不要の奨学金など、お金さえ出せば解決できる問題もたくさんあります。

信じられないかもしれませんが、雨漏りしている学校や、トイレの排水管が腐食して汚水が漏れ出した学校もあります。そして現場から「直してほしい」と切実な要求をしても、教委は「予算がない」と言います。

一方政府は、現場が反対している全国学力テストには、毎年莫大な予算を注ぎ込んでいます。

全国学テは、マニュアルの読み込みなど、準備に費やす無駄な労力が膨大です。そしてテストが返される頃(4月実施。7月返却)には、子どもたちはテストを受けた記憶すら曖昧になっています。安倍首相肝いりで始めたものですが、免許更新制同様、何一つメリットのないものですから、今すぐやめるべきです。

エライ人が思いつきで「これをやろう!」と言ったことには簡単に予算がついて、現場から「必要だから予算をつけて!」と要求していることには中々お金を出しません。腹立たしいですが、私たちにできることをやるしかありません。

「沈黙は金」ではない

黙っていることは、「現状に不満はない。政府を信じてすべてを任せる」という意思表示になってしまいます。

わたしたちにできることの1つが、署名を集めて「これだけの人が教育予算を増やしてほしいと言っているんですよ!」と突きつけることです。心の中で願っているだけで、「政府が突然国民のための政治を行う」なんて奇跡は起こりません(選挙前には「教育は大事」って、言いますけどね)

日本のGDPは世界3位(一人当たり名目GDPは30位)です。「お金がない」のではありません。使い方が間違っている(教育への公的支出はOECD加盟国中最低レベル)のです。

日本の一人当たり名目GDP。2000年は世界2位でしたが、2022年には30位になっています。新自由主義政策の下、「儲かる分野」だけを重視し、教育や福祉予算を削り続けた結果、国民一人一人が貧しくなってきたことがデータからも明らかです。(参考:世界経済のネタ帳)

そのお金を教育のために使わせるには、私たちが声をあげ、政府が教育予算を増やさざるを得ない世論を作るしかありません。

軍拡をやめさせ、教育にお金を使わせましょう。

現場の声を聞かずに予算の使い道を決め、上から押し付けるやり方を改めさせましょう。

どの子も安心して、楽しく学べる学校にしていくために。

Follow me!