災害時の対応に関する要求(高崎)
8月30日(金)の夕方突然、9月2日(月)の休校と児童生徒の学校預かりを勝手に決めて、現場を混乱させたことへの抗議及び法的問題点の追及、そして再発防止を要求しました。
①休校決定の過程を示せ。
A 市長部局との協議の結果。詳細は言えない。
②勤務時間の設定等で、法令違反を促すような通知を出すな。
A 配慮が足りなかった。申し訳なかった。
③組合の意見を聞き、違法状態をなくせ。
A 法令に則った学校運営をしていく。
100歩譲って、トップダウンで休校を決めたことまでは仕方ないとしても、「学校で子どもを預かる」という決定はおかしいし、今後もこんなことがあっては困るので「教委が防波堤になってほしい」と繰り返し伝えました。全群教が抗議したことで、今後同じようなケースがあった場合の一定の歯止めとなったと思います。
③について補足すると、ある中学校で「休憩時間が授業時間に設定されている」という異常な勤務割り振り表が見つかりました。〈このように現場では、当たり前のように法令が無視されている。法令は労働者を守るための歯止めなのに、それを無視しているから労働環境の悪化に歯止めがかからない。現実として「休憩が取れるか、取れないか」ではなく、そもそも法令の存在を無視していることが問題。こうした実態を調査し、指導すべき〉という話をしました。
そもそも現状は「休憩をとるくらいなら仕事を詰めて少しでも早く帰りたい」という状態です。〈「休憩したい」と思えないほどゆとりのない学校現場ではよい教育はできない〉という主張には市教委側もうなずいていました。(計画訪問をやめるだけでも随分改善されるはずなんですけどね…)