【報告】高崎市100人集会

集会決議

ホントに100人集まった!

2025年12月19日(金)18:00~20:00

茨城、栃木、神奈川、静岡、愛知から、年休をとって来てくれた方々がいました。他郡市の教職員で、「これは絶対に許してはならない」という意思表示のために、勤務校の納会よりも、こちらを優先して来てくれた方もいました。「どうしても発言したい」と、小学生のお子さんを連れて参加してくれた方、「居ても立ってもいられない」と、赤ちゃんを抱っこしながら参加してくれた方もいました。

師走の平日の夜、赤ちゃんまで含めて、なんとピッタリ100名の人が忙しい中都合をつけて、参加しても1円の得にもならない集会に来てくれました。

途切れない 参加者からの発言

主催者側の説明はなるべく短くして、フロアからの発言を中心に進めたところ、約90分間、途切れることなく怒りと哀しみの言葉が溢れました。

せかされ、朝早くから学校に行かされる子どもたちの成長・発達への心配。教職員の善意の搾取への怒り。低賃金・長時間労働を所与のものとして、働く親、子どもたちにしわ寄せする社会・政治への不信と不安。現場の意見を一切聞かず、勝手に決めて押し付けてくる強権的な姿勢への嫌悪。

そして参加者の怒りが頂点に達したのが、市長が市議に言った「早く来てお茶飲んでる先生もいるのに、開門すると言ったら急に反対しだした」という言葉を聞いたときでした。この問題の本質が「他者の存在を軽視」している人権問題であることを、この一言が見事に表しています。

現代の『球戯場の誓い』

1789年フランス。議会(三部会)の場から締め出された第三身分(平民)の議員たちが「自分たちこそが国民の代表である」と国民議会を称し、球戯場に集って「憲法が制定されるまでは絶対に解散しない」と誓い合ったことを『球戯場の誓い(テニスコートの誓い)』と言います。テニスに似た球技らしいですが、テニスではないので球戯場の誓いと呼ぶことが多いです。分かりにくいですね。

今回の100人集会最大の意義は、意見を言う権利すら奪われた私たちが、自分たちで声をあげる場を作ったこと。そして多くの人に「声をあげていい、いやあげるべきだ」と気づくきっかけを作れたことだと思います。これは現代の『球戯場の誓い』です。そして今回の集会は『ゴール』ではなく、『スタート』です。教職員自身が、おかしいことに「おかしい」と声をあげ、真に子どもたちのための教育にしていくための第一歩です。

参加者の感想

参加者の皆さんのお話を聞かせていただき大変勉強になりました。今回の問題を子どもの目線から考えると、子どもにとって地獄のような世の中へまた一歩近づいていく行為だと思いました。子どもが朝7時前から家を出なければならないような世の中づくりの片棒を担いでは絶対にいけないと思いました。学校がやってはいけない事です。まさに子どもの人権の問題、子どもを取り巻く環境の問題として高崎や群馬だけの問題ではなく全国民に考えてもらいたいと思います。

子どもが早朝登校が可能になり、親と子どもを離れやすくする政策です。必要なのは、長時間働かなくても家族と生活できる政策です。

「教員をタダ働きさせてよい」という空気を、ぜひ行動でもって変えていってください。応援しています。

どの意見も、本当にその通りだと頷きながら聞かせていただきました。県外からも応援の声を聞いて心強かったです。現在、7:15解錠のために6:45に出勤している校務員さんもいます。7:00開門になったら、6:30に出勤しなければならない、そのために家を出るには…と考えると、続けられないかもしれません。その30分はお茶を飲むためではなく、あちこちの通路の解錠や安全確認を始め、学校活動のための準備に当てています。さらに早く来るとなると、ご家族の負担になる、もしくは退職されるということになると思います。

100人集まるとはすごい。発言からは参加者の熱い思いが伝わってきました。またこの愚挙の色々な問題点が再確認されて意義深い時間でした。

当日は差し出がましくも発言の機会を頂戴し、ありがとうございました。開門事業は、様々な異なる立場からどうみても「おかしい」ことだと改めて思いました。高崎市の先生方が心配でなりません。このまま開始することになっても、管理職を含め絶対に関わらないでいただきたいです。これは高崎市だけの問題ではなく、ここを起点に全国に波及する問題だと考えています。

部活動問題と同様、やはり当事者である教員が表立って「NO」の意思表示をする必要があるということです。高崎市の教職員の皆さんは、勇気をもって行動してほしいと思います。遠くからですが、応援、連帯します。

こんなにも思いがあり、現場の生の声を届けているのに、撤回がないまま4月を迎えてしまうことが嫌です。私が保護者だったらどう思うだろう。私が、教員でもない、報道内容も知らない保護者だったら、「は?そんな状態で『学校は』開門しようとしているのか?」と感じると思います。どちらにしても、学校が文句を言われたり、学校が対応しなければならなくなるということなんだろうなと思います。今日、発言された先生の話を聞いていて涙が止まらず、声をあげて泣いてしまいそうでした。「一番がまんしているのは子どもたち」だと、私はずっと思っています。大人は選べる。でも、子どもたちは選べない。7時に学校にいるなんてありえないです。子どもたちはこの方針に違和感なんか感じないかもしれないけど、心に体に刻まれていきます。親の姿も。大人の姿も。あたたかく、おだやかに、ゆっくり、子どもたちが育っていけたらいいのにと思います。目からうろこどころではありませんでした。このアンケートを書いている今も涙が止まりません。組合のみなさん、本当にありがとうございます。勇気をもらいました。

本日は色々な方の想いを伺うことができ、とても有意義な時間となりました。このような場を設定していただき、ありがとうございます。太田からかけつけさせていただき、とてもよかったです。

今回、みなさんの強い想いを聞き、本当の意味で「子どものため、社会のためとは何か」、考えることができました。今回の件だけではなく、今後、「おかしい」ことは「おかしい」と言える社会をつくることができる教員になりたいと思いました。

とても熱い集会でした。集会を開きっぱなしだと、敵は「ガス抜きさせてやった」と思うだけですので、決議を届けるときはぜひ大人数で大騒ぎして届けてください!!今後の展望、行動計画が考えられていてあっぱれです!!

子育て中の母で、教員でもある。我が家は学校から遠く、早い時間に子どもたちは家を出る。私は教員だから「遠くてよかった」と思うことが多々あった。早く仕事に行けるから…。

「子どもの授業参観があるから年休もらいます」と言いたくないけど、教頭や他の先生方の顔色を気にして口にしてしまうこともある。どんな用事であっても年休取っていいはずなのに。7時開門には反対です。教員だから仕方ないと、自分たちで自分たちを守るようなことをいいながら、ひずみを生んでいると思いました。

現場の生の声を聞くことができて、大変参考になりました。単なる反対ではなくて、市長の独断に対する怒りですよね。このまま黙って、強引に事業を始めさせてしまったら大変です。一市民として一議員として、みなさんと力を合わせてこれからも撤回を求めていきます。このムーブメントが大きな輪になれば、教育現場にも市政にも、大きな変化が生まれると信じています。がんばりましょう!

この数日母親たちに「高崎の7時開門どう思う?」と聞いてみました。はっきり言って、みなさん関心ないです。教育の施策としては的外れということです。現実に、身近に、7時開門を求める母親は見当たらないみたいでした。それより「先生大変だものねー」という声をよく聞きました。親は教師を応援していますよ。教員の後ろには親がついていると思ってください。大丈夫です!

高崎の教育のために遠方から来て支援してくださる方がいて、本当にありがたいです。また、高崎の市政(体質)は「やはりおかしい」と思いました。私は教員でもなく、教員の立場が分からなかったので参加しましたが、本当にこの問題は学校だけの問題ではないと感じました。まず、現場を第一に是正されることを願います。更には、最低賃金などの政治の問題も考えられたらと思います。

この問題に対して「おかしい!」と思う人たちの気持ちを、この場に来た人たち皆で共有することができたと思います。個々にもっている怒り、疑問、意見は自分だけだと時に不安になることもあるでしょう。しかし、集って共有できるものがあれば「思い」の下支えができ、「おかしい」のは自分ではないことに確信がもてると思います。だからこそ、もっともっと多くの人が来るべきです。今日は、多くの「おかしい」と思う人々が参加されました。立場の違った人たちの多くの発言は、この問題の「おかしい!」部分(全部ですが)を明確にしたのではないでしょうか。今日、最も印象に残ったのは、「この問題は『社会のあり方の問題』」という女性の発言です。経済の面を一番に考える国の政策に、医療、農業、教育が犠牲にされている今、本当に考えなければいけないことだと思います。経済最優先の社会のあり方に反対する意味でも、この7時開門を撤回・再検討させなければいけません。

そもそも勤務開始時刻よりも早く子どもたちが登校している現在の状況でさえ異常であるのに、さらに早く教職員を出勤させかねない政策を、教育現場に一切耳を傾けずに決定してしまう高崎市長に対して、強い憤りを覚えます。一般行政が教育行政に対して軽々しく口出しすることを許してしまう現状も、戦前の反省を生かせておらず、とても危険な状態であると感じています。「賠償責任は市が負うので」という市のスタンスも疑問に思います。例えお金で解決したとしても、大切な子どもに何かあれば、当然しこりが残ります。クラスメイト同士で何かトラブルがあれば、嫌な気持ちを持ちながら、学校に通うことになります。教員のことも、子どものことも、一人の人間として考えられる心があれば、今回の政策を実現させたいとは思わないはずです。心ない政治には有権者としてNOを突きつけたいです。

勤務校で同僚の先生にチラシを配ると、「高崎市はおかしい」と皆口々に言います。教員採用試験に合格し、来年度より新採用が内定している同僚は「高崎市の小学校は嫌だな」と本音を漏らしています。教師のバトンは、はたき落されてしまいます。今日は「集会に参加した人間にカウントされたい!」という思いで来ました。19人の方の発言はどれも興味深く、会場に足を運べてよかったと思います。他自治体に飛び火しないよう、慎みながら勤務校でも情報を広めていきたいと思います。全群教の活動を、これからも応援しています。

子どもの安全と成長をしっかり考えることが大切。子どもも教職員も、人として学ぶ場である学校を、市長のわがままで「7時開門」を決めてしまうなんて許せません。ストップさせるために、できることをやっていきましょう。ゆったりのんびり子育てをしていける社会にしていきたい。

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