パブコメを送ろう
先ごろ出された中教審「令和の日本型学校教育」を担う質の高い教師の確保のための環境整備に関する 総合的な方策について (審議のまとめ)に対するパブリックコメントの募集が始まりました。
そもそも「質の高い教師の確保」という名称からして、教員を見下しています。
教員の長時間労働が社会問題となり、それを解決するフリをして、いつの間にか教職調整額の話にすり替えられてしまった例のアレです。しかも教員をランク付けして給与差をつけることも狙われています。何の解決にもならないどころか、長時間過密労働を悪化させる内容です。
※パブコメの期間は
6月14日~28日
行政は「結論ありき」で物事を進めていくので、パブコメは「一応意見は募集した」というアリバイ作りという面は否めません。しかし、民主主義の手続きとして「市民の声を完全に無視するわけにいかない」のも事実です。
であれば、私たちにできるのはパブコメに意見を集中させることです。全国から「こんな酷い内容は認められない!」という怒りの声が膨大に届けば、さすがに無視はできません。ぜひ、多くの声を届けてください。
難しい内容である必要はなく、「正規の先生を増やすべき」「教師には授業準備の時間が必要」「部活顧問強制を今すぐやめるべき」など、思っていることをそのまま書けば大丈夫です。このままでは教員の疲弊はますます進み、パワハラや過労死も増えていきます。
ぜひあなたの時間を数分間ください。怒りを可視化できるよう力をお貸しいただけたら幸いです。